津波予想と交通機関・・・

 2/28(日)、母の見舞いに湯河原の病院に横浜から家内と行きました。あの津波の影響は多分ないと信じて・・・・
しかし、不運かな・・ずいぶん早い時間からJRはストップしてしまいました。
真鶴駅で立ち往生しましたが、そこからバス便があるにもかかわらず、JRからは一切なんの案内もありません。JRが起こした事故ではないからなんでしょうか?? 改札口まで行ってJRの方に聞きましたが、他人事みたいな感じ。バスは満員でしたが20分くらいで湯河原駅に到着。
また湯河原からの帰りも立ち往生しました。JRは諦めバスで熱海まで行きそこから新幹線というルートを考えた方がいっぱいいらっしゃったと思います。私たちも同様でバスの列に並びました。そう!待てども待てども来ないバスを待ったわけです。
 一方、JRの放送は改札口(バス停と目と鼻の先なのですが)まで行かないと一切聞こえません。たまたま4時半頃に「4:45分頃、開通する予定です」なる案内がありました。ちょうどバスも2台きて待っていた方々はいっぱい乗車されましたが、先ほどの案内はまったく聞こえなかったようです。ひどいですね。こんなに困っている方々がいるなら、ちゃんと聞こえるようにロータリー一帯に放送すればいいのに と思いました。
運よく放送を聞いた私たち夫婦は、JRに賭けましたがこれが正解でした。電車はすいていました。熱海まで行かれた方々は、バスの中でも立ちっぱなしできっとお疲れになったでしょう。

 しかし、思うに・・・こんな津波警報ごときで、これほどの交通機関の対応のまずさを露呈するとは、・・・本当にひどい話です。
JRとバスとの連携も一切なし。このような非常事態を想定して、交通機関や地元はどうしたらよいのか、お客様のために、あるいは市民のためにどうしたら少しでも支援できるのか?そういった視点が一切見られなかった一日でした。 JRやバスの経営者の方々・・・何か感じているでしょうか? この際ですから非常時に備えた準備をしっかりやっていただきたい 切に思う次第です。